【君津市(日本製鉄かずさマジック)-千葉市(JFE東日本)】二回表君津市2死満塁、大内信之介の押し出し四球で生還した勝俣翔貴(右)を出迎える渡辺俊介監督=東京ドームで2024年7月21日、宮間俊樹撮影

 第95回都市対抗野球大会は第3日の21日、東京ドームで1回戦があり、君津市・日本製鉄かずさマジックが千葉市・JFE東日本との「千葉対決」に6―5で競り勝ち、第92回大会(2021年)以来の初戦突破を決めた。君津市・渡辺俊介監督の試合後の主なコメントは次の通り。

君津市・渡辺俊介監督

 お互いに出し尽くした。うちが最後に逆転したが、本当にどちらが勝ってもおかしくない試合だった。先発の森本(昂佑)が対策されてくることは分かっていた。次も全員でコツコツとやっていきたい。

 最初から全力で、出し惜しみしないという意地のぶつかり合いだった。ミスもあったが、最後まで逆転できるという雰囲気がチーム内にあった。(九回の勝ち越し内野安打は)ぼてぼてのヒットと言っていいのかどうか分からないようなタイムリーだったが、みんなの執念が出たと思う。

 森本はしっかり対応された。3失点は想定していなかったが、苦しんだらすぐに(2番手の)橘(朋晃)に立て直してもらおうと思っていた。橘はさすがだった。

 (千葉市の)本定(史好)も山田啓太も長いイニングは投げてきていなかったので、なんとか粘ればチャンスの確率が上がるのではないかと思っていた。ファウルで球数を投げさせてくれた選手の粘りも終盤に効いてきた。

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