ラグビーの日本代表が21日、札幌ドームで「リポビタンDチャレンジカップ」のイタリア戦に臨み、北海道ゆかりの選手が1万7411人の地元ファンを沸かせた。札幌ドームでの日本代表戦は2年連続の開催。試合は14―42で敗れた。
札幌山の手高OBのFWリーチ・マイケル(BL東京)が主将を務め、芦別市出身で芦別高OBのSH小山大輝(埼玉)も先発出場した。昨年、札幌で開催されたサモア戦で前半30分に退場処分となったリーチは、この日はフル出場。「レッドカード(退場)だけしないようにと100回くらい言われていた」と冗談めかしつつ、「勝つ日本代表を見せたかった。集まってくれてありがとうございました」と地元ファンにメッセージを送った。
13日のジョージア戦で代表戦初出場を飾ったばかりの小山は「代表で北海道に帰って来られてすごくうれしいが、厳しい試合だった。またチャンスをもらえるようにアピールしていく」と話していた。【谷口拓未】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。