サッカーJ2の鹿児島ユナイテッドFCは17日、ルヴァンカップの2回戦でJ1の東京ヴェルディと対戦。0対1で敗れましたが、新戦力の活躍が光り、収穫のある試合となりました。
J1からJ3まで全てのクラブが出場するルヴァンカップの2回戦。鹿児島ユナイテッドは、カップ戦で3度の優勝経験がある、J1の東京ヴェルディを迎え撃ちました。
平日にも関わらず、4300人を超えるサポーターが集まった注目の一戦。
ユナイテッドの大島監督は、3月、19歳以下の日本代表に選ばれた鹿児島市出身の小島を左サイドバックでスタメン起用します。
前半8分、ユナイテッドはその小島からパスを受けた圓道がボールを運んでクロス最後は有田!
今シーズン、リーグ戦の出場機会がない有田が、積極的にゴールに迫ります。
しかし、前半終了間際、ユナイテッドは相手へのマークが甘くなったところで、豪快なミドルシュートを決められ、先制を許してしまいます。
1点を追うユナイテッドは、エンドが変わった後半21分、左サイド小島のピンポイントクロスに合わせたのは有田! シュートは惜しくもポストに阻まれますが、18歳の小島がいい形でチャンスを作ります。
ここからユナイテッドは猛攻を仕掛けます。
44分には途中出場のンドカチャールス!
さらにアディショナルタイムには千布のミドルシュート!
しかし枠を捉えることができず、1点が遠かったユナイテッドは0対1で敗れ、ルヴァンカップ2回戦敗退となりました。
試合後、プロデビューを果たした小島選手は-。
鹿児島ユナイテッドFC・小島凛士郎選手
「初めて白波スタジアムでユナイテッドの試合を見たのが小学6年生の頃で、ここでプレーしたいなと思って、数年たって実際に立ってみて、すごく楽しいなって思いました。まず日頃の練習が大事だと思うので最年少だけど関係なく、自分の強度ももっと求めてやっていきたい」
鹿児島ユナイテッドFC・有田光希選手
「精度の細かいところの違いは試合の中で多く出た。練習から改善とチームの力になるために1人1人考えてやれたらいい」
ユナイテッド、次の試合はリーグ戦です。21日、白波スタジアムで15位の栃木SCと対戦します。
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