朝稽古で相撲を取る霧島(右)=18日、千葉県浦安市

 大相撲の春巡業は18日、千葉県浦安市で行われ、首や肘などの負傷で序盤休場の大関霧島が朝稽古で初めて相撲を取り、小結錦木らと7番取って6勝1敗だった。2度目のかど番となる夏場所(5月12日初日・両国国技館)へ「やり返すという気持ちで力を出していきたい」と覚悟を示した。  春場所は場所前に首を痛め、初日から4連敗を喫するなど5勝10敗と不振。「ひどい時は寝られなかった」と言うほど状態は悪かったという。稽古再開にも「ちょっとやりづらい。直すところはある」と慎重だった。  陸奥親方(元大関霧島)の定年で部屋が閉鎖。元横綱鶴竜が師匠の音羽山部屋へ2日付で転籍し、心機一転で臨む。


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