夏の高校野球岩手県大会6日目の7月15日は合わせて6試合が行われ、第1シードと第2シード、花巻東と盛岡大附が3回戦進出を決めました。

中條奈菜花アナウンサー
「夏の高校野球県大会はきょうから2回戦。いよいよシード校の登場です」

きたぎんボールパークの第1試合では、春の東北大会を制した花巻東が花巻農業と対戦しました。

花巻東は初回フォアボールからチャンスを広げ、1アウト3塁とすると、3番・新田がレフトへのタイムリーヒットで1点を先制します。

しかし、花巻農業の先発左腕・小原はここから踏ん張り、緩急をつけたピッチングで追加点を許しません。

小原のピッチングに応えるように花巻農業は5回、6番・高橋と7番・関口が2連打などで満塁のチャンスを作りますが、得点にはつなげられません。

6回以降は順調に得点を重ねた花巻東は、2人の投手の完封リレーで花巻農業を破り3回戦に駒を進めました。

花巻東3年 村上太一主将
「一戦一戦が決勝戦だと思うので、チャンピオンという肩書は捨てて、受け身にならずに泥臭く試合をしていきたいと思う」

花巻農3年 小原幸斗投手
「過去一番いい試合をしたと思う。結果的に5対0だったけれど、みんな声も出ていて岩手一元気なチームという目標を達成できたと思う」

続く第2試合は、春の東北大会ベスト4の盛岡大附と、1回戦でコールド勝ちを収め勢いに乗る宮古が対戦し、序盤から打線がつながり得点を重ねた盛岡大附が5対1で勝利しています。

15日の試合結果。
きたぎんボールパークでは、一関一がシード校・高田に競り勝ちました。
花巻球場では、釜石商工、宮古商工、盛岡中央がそれぞれ3回戦進出を決めています。

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