バレーボール男子日本代表のフィリップ・ブラン監督がパリ五輪を最後に退任することが12日、関係者への取材で分かった。コーチ時代を含めて日本で8年目を迎え、パリを集大成にする意思を固めたという。五輪後は韓国のクラブチーム、現代キャピタルの監督就任が決まっている。  現役時代はフランス代表で活躍し、引退後は母国の監督やポーランドのコーチを歴任。2017年に中垣内祐一前監督に招かれ、2大会続けて五輪を逃すなど低迷していた日本のコーチに就任。戦術や練習メニューの立案を担い、堅守を構築。速攻などコート中央を重視した攻撃を浸透させ、21年東京五輪では29年ぶりに8強入りさせた。


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