ナショナルズ戦の八回、中前打を放つドジャース・大谷=ロサンゼルス(共同)

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平は17日、ロサンゼルスのナショナルズ戦に「2番・指名打者」で出場。日本選手最多の176本目の一発は5試合続けて出なかったものの、4打数3安打、1盗塁で今季3度目の1試合3安打。打率はリーグ4位の3割6分に上がった。

一回1死走者なしの第1打席で相手先発右腕アービンのカットボールを引っ張って右前安打。打球の速度は107・9マイル(約173キロ)という強烈な一打だった。三回1死走者なしの第2打席はフォーシームに詰まって左飛。六回先頭の第3打席は緩い変化球に体勢を崩されながらも鋭い打球で右前安打。八回2死走者なしの第4打席は3番手右腕ハービーの98・6マイル(約158キロ)のフォーシームを中前に運び、3本目に安打。すかさず今季失敗なしの4個目の盗塁で二塁へ進んだが、本塁が遠かった。

0-2で今季初の完封負けと2カード連続して負け越しに、デーゲームに押しかけた4万4428人のファンは静まり返ってしまった。

ナショナルズ戦の8回、中前打を放つドジャース・大谷。投手ハービー=ロサンゼルス(共同)

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