記者会見で日本代表からの引退を表明したバドミントン男子の桃田賢斗=18日午前、東京都内

 バドミントン男子シングルスの元世界王者、桃田賢斗(29)=NTT東日本=が18日、東京都内で記者会見し、日本代表からの引退を表明した。団体世界一を決める国・地域別対抗戦、トマス杯(27日開幕・成都=中国)が代表として最後の大会となる。桃田は体力面、精神面に限界を感じたとし「世界一をまた目指そうというところまでいけないなと判断した」と述べた。  全日本総合選手権やS/Jリーグで国内でのプレーは続ける。  桃田は2018年に日本男子として初めて世界選手権を制し、翌19年には2連覇を達成。一方、違法賭博問題による出場停止処分で16年リオ五輪は出場を逃した。東京五輪は1次リーグ敗退。


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