カープです。
【前田拓磨アナ】
週末は苦手ドラゴンズに悔しい3連敗。セ・リーグの順位表3連敗で2位のジャイアンツとゲーム差0。4位ベイスターズまで1ゲーム差と混戦模様です。

9日からはそのジャイアンツと2連戦。
先発予想あす9日は森下と山崎、明後日10日は九里と井上。
現在マツダスタジアムでは36イニング無失点を継続中の森下投手。
森下投手について山内さんどう見てますか?

【TSS野球解説者 山内泰幸さん】
「手術した肘が、すごくなじんできたのかなという感じがします。今季、どの球種が素晴らしいというわけではないんですが、ある程度、ストライクゾーンの中で力で勝負できて、結果出てますから、どんどんストライク勝負することができています。球数も少なく行ってますので、ジャイアンツ打線、一発のあるバッターが多いですが、いつもよりちょっと低めに投げるぐらいでいいと思います」

森下投手ですけれども、9日先発登板については「ピッチャーも野手も今が踏ん張りどころ。ここを勝つと優勝がぐっと近づくと思うので、何とかゼロで抑える粘り強いピッチングをしていければ」というふうに語っていました。そして、その森下投手ですけれども山内さん、今シーズン打撃も良いですよね。

【TSS野球解説者 山内泰幸さん】
「ピッチングも打撃もいいですから、9番目のバッターとして、非常に相手のピッチャーも脅威に感じてると思います。野球の中でピッチャーが打つと勝つと言われるんです」

現在までの打率なんですけれども3割9分1厘と、得点圏では5割という驚異的な数字を残しています。そんな森下投手ですけれども、話を聞いてみたところ、バッティングは菊池選手の打撃を参考にして、力を抜きつつも詰まらないようなバッティング。詰まることで手を痛めてしまいますから、継続して投げられためのバッティングフォームを今探しているというお話もありました。

ジャイアンツはあす9日 山崎投手、その山崎投手に対しては、3人の左バッターがいい数字を残しているんです。坂倉選手、小園選手、野間選手。
坂倉選手は山崎投手に対して通算が4割4分4厘。野間選手と小園選手は打率5割という数字を残しているんですね。こんな3人が鍵を握っていくと思うんですけれども、山内さん、あすのこのジャイアンツ戦どんなことを期待しますか

【TSS野球解説者 山内泰幸さん】
「この左打者を中心に山崎投手打っていかなければいけないとは思います。山崎投手は、小さな変化でちょっとバットの芯を外していくようなピッチングスタイルのピッチャーです。これまでの山崎投手よりも今年はかなり調子がいいです。だから打席で対応能力が必要なってきます。カープとしては、やはり、打順とか代打とか、そういった監督の采配も何とかして得点を取るように工夫してもらいたい」

そして、今シーズンのマツダスタジアムでの巨人戦の成績なんですが、4勝2分け0敗と1回も負けていないという素晴らしい数字も残っています。期待しましょう。

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