大相撲の横綱照ノ富士は8日、名古屋市の伊勢ケ浜部屋で稽古し、幕内錦富士らと9番取った。左脇腹痛などで2場所連続休場中。14日の初日まで1週間を切った名古屋場所へ、今後の調整内容が重要となりそうだ。稽古後は報道陣の取材に応じなかった。  横綱は両肘と両膝にテーピングを施し、基礎運動の後は立ち合いからの流れを確認。幕下の若手力士に土俵際の残り方を実演し、助言していた。  今場所に向け「最善を尽くす」と話していた照ノ富士。5日には出稽古に赴くなど、地道に調整を続けている。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は出場可否を明言せず「本人はやれることをやっている」と語るにとどめた。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。