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【UEFA EURO 2024】ポルトガル代表 0−0(PK3−5) フランス代表(日本時間7月6日/フォルクスパルクシュタディオン・ハンブルク)

 怪物が自慢のスピードでファンの度肝を抜いた。フランス代表のFWキリアン・エンバペが、裏に出されたボールをめがけて爆速スーパーダッシュを披露。ファンも「スピード違反だろ」「もう、陸上選手やん」「速すぎて笑っちゃった」と思わず仰天していた。

【映像】エンバペが「EURO最高時速」を叩き出した瞬間

 UEFA EURO 2024準々決勝でフランス代表はポルトガル代表と対戦。世界が注目する大一番で衝撃のシーンが生まれたのは、ゴールレスで迎えた27分だった。

 自陣深くでエンバペがクリアボールを拾うと、MFエンゴロ・カンテに落として前線へと走る。カンテは自陣右サイドでのハーフウェーラインまでドリブルで運び、ワンタッチで中へ入ってから左足で前方のスペースにスルーパスを出した。

 このパスが大きくなってさすがに追いつけないかと思われたその瞬間、エンバペが猛烈ダッシュでボールを追いかける。あまりのスピードとパワーに対応したポルトガル代表のDFヌーノ・メンデスが転んでしまったが、お構いなしに爆速スプリントを続けてボールを確保。後方から支援にきたFWアントワーヌ・グリーズマンにボールを渡した。

 エンバペはこのシーンでUEFA EURO 2024最速の時速36.5km/hを記録。今大会は初戦で鼻を骨折し、視野が制限され煩わしさもあるフェイスガードマスクの影響で決して本調子とは言えないが、スピードはさすがのクオリティーだ。

 まさに衝撃のスピードにABEMA視聴者も驚愕。コメント欄には「もう、陸上選手やん」「速すぎて笑っちゃった」「意味が分からんw」「えぐすぎww」「速すぎるって」「はええぇww」「速すぎワロタ」「スピード違反だろ」などの反応が多数寄せられた。

 試合は延長戦でも決着がつかずPK戦へもつれ込むと、ポルトガル代表の3番手を担当したFWジョアン・フェリックスがシュートをし失敗。PK戦を5−3で制したフランス代表がベスト4進出を決め、日本時間7月10日の準決勝ではスペイン代表と対戦する。

(ABEMA/UEFA EURO 2024)

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