全国高校野球選手権東・西東京大会の開会式で入場行進する選手たち=いずれも神宮球場で
夏の甲子園出場をかけた全国高校野球選手権東・西東京大会の開会式が6日、神宮球場(東京都新宿区)であった。曇り空でも蒸し暑い中、選手たちははつらつとした表情で入場行進した。(昆野夏子)開会式で選手宣誓をする帝京の西崎桔平主将
選手宣誓で、春の都大会を制した帝京の西崎桔平主将(3年)が「仲間とともに、感謝の気持ち、熱き思いを、魂を込めて全力でプレーすることを誓います」と堂々と誓った。その後の取材に「試合より緊張した。自分自身の経験を踏まえて、しっかり思いを言葉に乗せられた。挑戦者の気持ちで、一戦必勝で戦う」と話した。 昨年の東東京代表・共栄学園の高橋祐稀主将(同)は「グラウンドに立って、『今年もやってやるんだ』という気持ちになった」と話した。同じく昨年の西東京代表・日大三の土井貴仙主将(同)は「プレッシャーはある。一つ一つのプレーに集中して、やるべきことをやる」と意気込んだ。両校はいずれも、ノーシードから優勝を目指す。 東大会には139校・127チーム(連合5チーム)、西大会には131校・124チーム(連合3チーム)が出場する。試合は7日から12球場で実施。日程が順調に進んだ場合、決勝は東大会が29日、西大会は28日にいずれも神宮球場で行われる。
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