選手を応援する横断幕が会場に掲げられた=浜松市のヤマハ本社で2024年6月27日午後7時39分、山田英之撮影
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 社会人野球の最高峰「第95回都市対抗野球大会」(毎日新聞社、日本野球連盟主催)に出場するヤマハ(浜松市)の激励会が27日夜、中央区の本社で開かれた。山浦敦社長ら370人が参加。昨年はトヨタ自動車(豊田市)に決勝で敗れて準優勝だった。山浦社長は「今年は違う景色を見せてほしい」と話し、1990年以来34年ぶり4回目の優勝に期待した。【山田英之】

 大会は7月19日に東京ドームで開幕する。6年連続45回目の出場のヤマハは、大会第2日の7月20日第1試合(午前10時開始)で、明治安田(東京都)と対戦する。

 激励会の会場には、選手を応援する横断幕が掲げられた。応援部は「フレー、フレー、ヤマハ」「Y、A、M、A、H、A、ヤマハ」とエールを送った。中田卓也会長は「去年は5回も東京ドームに連れて行ってくれた。残すのは優勝。組み合わせ抽選で、ヤマハと当たるのは避けたいと言われるようなチームになった。必ずやってくれると思う」と言葉に力を込めた。来賓の長田繁喜副市長は「昨年は素晴らしい結果をもたらし、市民に感動と誇りを与えてくれた」とたたえた。優勝した場合、市内でパレードを検討する考えを示して会場を沸かせた。

 壇上に並んだ選手たちは、「気持ちを前面に出した投球で優勝に導く」(清水蓮投手)、「優勝を勝ち取れるように全力を尽くす」(川辺健司主将)、「昨年トヨタに負けて悔しかった。今年はやり返したい」(網谷圭将外野手)と決意を語った。

 申原直樹監督は「プレッシャーを力に変えて戦いたい。東京ドームで一緒に戦いましょう」と参加した社員に呼びかけた。

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