大分県別府市の長野恭紘市長(右手前)を表敬訪問した(左から)川澄奈穂美選手、上尾野辺めぐみ選手、有吉佐織選手、鮫島彩さん、熊谷紗希選手=別府市上野口町の市役所で2024年6月13日午前11時10分、石井尚撮影

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」がパリ・オリンピックの出場権を獲得したアジア最終予選で主将を務めた熊谷紗希選手ら5人が13日、大分県別府市の長野恭紘市長を表敬訪問した。5人はメディカルチェックのため、西別府病院を訪れており、熊谷選手は「温泉とおいしいご飯を食べられ、いい時間を過ごすことができた」と語った。

大分県別府市の長野恭紘市長(前列左から2人目)を表敬訪問した熊谷紗希選手(後列右から2人目)ら=別府市上野口町の市役所で2024年6月13日午前11時15分、石井尚撮影

 同病院スポーツ医学センター長を務める松田貴雄医師が代表のチームドクターを務めていたため、来院したという。他の4人は、サッカー女子WEリーグで活躍する川澄奈穂美、上尾野辺めぐみ、有吉佐織の3選手と、5月に引退を表明した鮫島彩さん。

 終了後、報道各社の取材に応じた熊谷選手は、パリ五輪の出場メンバーが14日に発表されることに触れ、「ここまではチームとして良い準備ができた。自分も代表に入れれば、いいチーム作りをしていきたい」と抱負を語った。【石井尚】

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