サッカー・天皇杯は6月12日が2回戦で、清水エスパルスと藤枝MYFCは3回戦へと駒を進めた一方、ジュビロ磐田は格下相手に敗れる波乱の展開となりました。
まずはJ3・宮崎と激突したジュビロ。後半16分、中村のフリーキックをブルーノ・ジョゼが合わせうれしい来日初ゴールで先制に成功します。
しかし、控え組が中心のこの日は細かなミスが目立ち、後半32分に同点とされると…
アディショナルタイムにPKを決められまさかの敗戦を喫しました。
この悔しさをリーグ戦にどうつなげるかチームの真価が問われます。
続いてMYFC。J2対決となった栃木との一戦は前半5分、前田のクロスにシマブク。5月のケガから約1カ月ぶりの復帰戦で一発回答。
今シーズン公式戦初ゴールで先制すると…
シマブクは33分にも裏に抜け出し中川風希のゴールをおぜん立て。ペルー出身のアタッカーの活躍で勝利し、3回戦はJ1・鹿島に挑みます。
藤枝MYFC・シマブク カズヨシ選手:
すごくうれしかった。サポーターが喜んでくれて自分もうれしい気持ちになった。しっかりそこ(鹿島戦)でも勝ちきれるように頑張っていきたい
最後は清水エスパルス。この日はアマチュアチーム相手に期待の高卒ルーキー・郡司が躍動します。
まずは3点リードの後半12分。相手のミスから高い位置でボールを奪うと、ディフェンスを巧みにかわしうれしいプロ初ゴール。
これで勢いに乗ると、19分には安藤のクロスにヘッドで合わせ2点目をマークします。
さらにそのわずか5分後、森重のロングボールに抜け出しわずか12分でハットトリック達成。
止まらない若武者の仕上げは38分、矢田のクロスを冷静に沈め、後半だけで4ゴールの大暴れ。
郡司を中心に若手がアピールに成功したエスパルスが大勝です。
清水エスパルス・郡司璃来 選手:
まだリーグ戦で結果を残せていないので、数少ないチャンスですけどしっかり結果にこだわって数少ないチャンスをモノにできたらいいかなと思います
エスパルスはまさに怒涛のゴールラッシュでした。天皇杯3回戦は7月10日に予定されています。
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