熱戦が続く高校総体。6月9日、バレーボールの岡山県大会の決勝戦が笠岡市で行われ、女子は就実が、男子は金光学園が全国への切符をつかみました。
2024年1月の春高で全国制覇を成し遂げた就実は打倒・就実に燃える玉野光南と対戦しました。
就実はエースでキャプテンの3年、福村心優美を中心とした攻撃で得点を重ね、序盤から主導権を握ります。もう一人の得点源、3年の高橋凪も躍動し、第1セットを25対9の大差で奪います。
続く第2セットでは玉野光南が意地を見せました。福村のスパイクを受けて得点へとつなぎ、この大会で初めて就実相手に2桁得点を挙げると、今度は強烈な連続スパイクを受けきって、ブレイクに成功。3点差に迫ります。
しかし、焦りのない就実は丁寧なレシーブで守備をしっかりと固め、追撃をゆるさず、就実が10大会連続、48回目のインターハイ出場を決めました。
(就実高校 福村心優美主将)
「1セット目は自分たちの思うようにバレーを展開できたが、2セット目には連続失点をしてしまったり、守備とつなぎで崩れてしまった。インターハイまでに修正していきたい」
(就実高校 高橋凪選手)
「どこのチームも就実を倒そうとやってくる。それに負けず自分たちもやるべきことをやってもう一度日本一になる」
2024年のインターハイは九州北部を舞台に7月21日に開幕し、バレーボールは男女ともに大分県で行われます。
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