夏の高校野球県大会の前哨戦となるNHK杯の決勝戦が行われました。

決勝は、2023年秋に新チームになって以降、長崎県内の大会で2回の優勝を誇る長崎日大と、2年ぶり18回目の優勝を狙う海星の顔合わせです。

5回表、長崎日大の攻撃で試合が動きます。

ツーアウトランナー3塁の場面で3番・三丸が外角の球をとらえ、ライト前ヒット。

1点を先制します。

対する海星は7回ウラ、ヒットと送りバントで1アウトランナー2塁のチャンスをつくり、6番・田川。

打球はショートのグラブをはじくヒットに。

ランナーが帰り、同点に追いつきます。

試合は延長戦=タイブレークへ。

10回表、長崎日大はランナー2塁、3塁で4番・平田。

勝ち越しの犠牲フライが決勝点となり、長崎日大が20年ぶり5回目の優勝に輝きました。

長崎日大 加藤太陽主将
「(2023年秋以降の県大会で)3勝できたのはチームにとっても夏の大会に向かううえで相手チームへのプレッシャーにもなる」

長崎日大は7月13日に開幕する夏の高校野球県大会に向け、大きな弾みをつけました。

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