アメリカ・メジャーリーグ、パドレスの内野手が別球団に所属していた昨シーズン、自身の試合に金を賭けていた疑いがあるとして、メジャーリーグ機構(MLB)が調査をしていると現地メディアが伝えました。

ウォールストリート・ジャーナルなどは3日、現在パドレスに所属しているトゥクピタ・マルカノ内野手が、パイレーツに所属していた昨シーズン、ケガで欠場していた自身の試合に金を賭け、メジャーリーグ機構(MLB)が調査をしていると報じました。

メジャーリーグの規則では、選手による野球賭博は厳に禁じられていて、永久追放処分の可能性もあります。

また、他にも4人の選手がマイナーリーグに所属していた際に野球賭博に関与し、調査中だとしています。

報道を受け、パイレーツは「本件の調査に全面協力している」とし、現在所属のパドレスも「別の球団に所属中の事案について、調査が行われていることは把握している。

調査終了までコメントは控える」と声明を出しました。

MLBは他にも、ドジャース大谷翔平選手のエンゼルス時代の元チームメート、デービッド・フレッチャー選手について違法賭博に関与した疑いがあるとして調査をしています。

フレッチャー選手は大谷選手の元通訳、水原一平被告と同じ胴元を通じて賭博をしていたと現地メディアが伝えていて、球界の深刻な賭博問題が次々と明らかになっています。

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