パリオリンピック出場を決めた愛知県小牧市出身の牛奥小羽(うしおく・こはね 19)選手が6月2日、地元の体操クラブを訪れ、決意を語りました

 牛奥選手は、5月に開かれたNHK杯の跳馬でユルチェンコ2回ひねりを披露し、結果は9位でしたが、パリオリンピック・最後の5枚目の切符を「チーム貢献度枠」で獲得しました。

牛奥小羽選手:
「決まった瞬間はうれしかったんですけど、名前を呼ばれた時はビックリの感情が多くて、その後いろんな人から連絡をもらって実感が湧いてきて、本当に選ばれたんだなって」

 牛奥選手は2023年に名古屋市内の高校を卒業し、今は横浜の日体大を拠点としていますが、6月2日、名古屋市西区の体操クラブ「レジックスポーツ」を訪れ、後輩など約150人にメッセージを送りました。

牛奥小羽選手:
「楽しいことばかりじゃないのが体操で、すごくつらいことも多いですし、ケガとかで思うように練習ができないこともあると思うけど、それを乗り越えた先には必ず良い結果がついてくると思うので、それを信じてみんなも頑張ってほしいと思います」

 クラブの後輩たちからは、「小羽、頑張れ!」などとメッセージが書かれた横断幕が手渡されました。

レジックスポーツの選手代表:
「小羽ちゃんらしく頑張ってください」

レジックスポーツの選手:
「小さい頃からの努力が実った感じがして、こっちまでうれしかったし、見習いたいなと思いました」

レジックスポーツの別の選手:
「自分の演技がどれだけ発揮できるかが大切になってくるんだなと思いました」

 パリオリンピックの開幕まで2カ月を切り、牛奥選手が見据えるのは「メダル獲得」です。

牛奥小羽選手:
「チーム一丸となって、全員10代ということでフレッシュさをいかして団体でメダルをとれるように頑張ります」

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