盛山正仁文部科学相は4日の閣議後の記者会見で、国立競技場の民営化事業を巡り、採算性を高める方針を示したNTTドコモなどのグループが優先交渉権者に選ばれ、公費による赤字補填が避けられる見通しとなったことについて「一歩前進し、心配していた事態よりもいい方向に来ている。ほっと一安心」と述べた。  グループはNTTが研究を進める次世代の高速通信技術を利用し、コンサートなどの開催頻度を増やして収益を向上させる計画。運営権の対価として528億円の支払いを提案した。盛山氏は「大変ありがたい。うまく活用していただき、利用者の皆さんに喜んでもらえるようになるといい」と期待を語った。


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