野球部員に対して暴言を吐いたり、足を蹴るなどの体罰を行ったりしたとして、北海道釧路市の武修館高校(馬場保孝校長)が野球部長(49)を解任していたことが28日、関係者への取材で判明した。部長に対しては、日本学生野球協会が24日に開いた審査室会議で、暴言や不適切指導を行ったとして6カ月の謹慎処分を科していた。
部員の保護者ら関係者によると、顧問は今年4月に着任。4月14日の練習試合で部員に対して「使えないチームだ」「捨て駒」などと暴言を吐いたほか、部員の足を蹴って転倒させるなどの体罰を行ったという。
保護者らから学校や同協会に訴えがあり、発覚。同校は5月22日に部長を謹慎処分とし、23日に解任した。同高は取材に対し「校長が不在なので対応できない」としている。
武修館高野球部は2014年夏の甲子園に出場している。【本間浩昭】
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