第95回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)の東京都2次予選は24日、大田スタジアムで第3代表決定トーナメント1回戦が行われた。4年連続で本大会に出場していたセガサミーはHondaに1―5で敗れ、2次予選敗退が決まった。
セガサミーは初戦の第1代表決定トーナメント1回戦でTHINKフィットネス・GOLD’S GYM(ゴールドジム)BCに競り負け、第3代表決定トーナメントに回っていた。
プロ野球・広島の元選手で、2020年に就任した西田真二監督にとって初の予選敗退となり、「監督の采配が悪かった」と語った。試合後の西田監督のコメントは次の通り。
「これを教訓にしていかなければ」
(2連敗で敗退が決まり)この大会、短かったなと。どうも全体的につかみどころがなかった。結果的にはフラストレーションがたまる大会だった。いい試合はしていたが、勝てないということは何か原因がある。(先発の)尾崎完太も良く投げたが、負けは負け。(3番手の)荘司宏太の投球は見せてくれた。やっぱり勢いをつけてくれるのは若手なんだから。選手たちはよく頑張ったが、監督の采配が悪かった。
クラブチームに負けた時の方が悔しかったというか、起こっちゃいけないことが起こってしまったという感じだった。今日の試合は(選手たちが)何か意地を見せてくれるかと思ったが、序盤の攻撃がすべてだった。なんというか、情けないのひと言。
(本大会の)4年連続出場は、過去の話になってしまった。負けを素直に認めて、真摯(しんし)にもう一度。野球は続くわけだから。秋(の日本選手権)もある。ただ、都市対抗に出られなければ意味がない。結果で示さないといけないのが我々の立場なので。応援団もチアリーダーも、本当は都市対抗に連れて行ってあげたかった。申し訳ないが、また次、前を向いて。これを教訓にしていかなければいけない。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。