サッカーJ2・第16節・モンテディオ山形は、秋田に0対2で敗れた。3連敗となり苦しい状況が続いているが、エース藤本が復帰し、今後の巻き返しに期待したい。
秋田とのダービー「奥羽本戦」では、過去6試合で4勝2分けと負けがない山形。
相性の良さを継続し連敗ストップをねらうが、出鼻をくじかれた。
前半16分、秋田が得意のロングボールを収め、サイドに展開。速めのクロスに対応が遅れ、山形は4試合連続で先制される。
さらに30分、秋田の武器のロングスロー。セットプレーへの対応を課題として取り組んできた山形だったが、クリアしきれず追加点を奪われた。
前半のうちに2点ビハインドと苦しい展開に…。
守備が持ち味の秋田に対し、パスをつなぎチャンスをうかがう山形は、後半立ち上がりに高橋。10分には小西がミドルシュート。
そして、攻撃へのテコ入れは17分、開幕戦以降ケガで戦列を離れていた藤本を投入。
藤本は自らゴールをねらいながら攻撃の起点にもなり、山形がゴール前に進入する回数は増えたが、サイドからのクロス、そしてシュートの精度を欠いていた。
最後まで秋田ゴールをこじ開けられず、0対2。これで今シーズン2度目の3連敗となり、5試合白星なし。
エースの復帰が希望の光、今後の巻き返しに期待したい。
(開幕戦以来の出場/FW11・藤本佳希選手)
「とにかく目の前の試合に勝つために自分が貢献し続けるしかない。フォワードなので、ゴールを取ること・取らせることに直結する結果を出していきたいし、チームを引き上げていきたい」
山形の次節は、5月26日(日)、アウェイで17位の熊本と対戦する。
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