メジャーリーグで防御率トップを誇るシカゴ・カブスの今永昇太投手(30)が、またも無失点の好投。
歴代最高記録をマークした。

カブスの本拠地「リグレー・フィールド」には「SHO TIME」の文字が。

大谷「翔」平ではなく、今永「昇」太の名前をもじった看板通り「SHO TIME」を見せることができるのか。

中4日でメジャー9度目の先発マウンドに上がった今永投手、2者連続で空振り三振を奪うなど初回を無失点に抑える上々の立ち上がりを見せた。

4回にはライトオーバーかという大きな当たりに、チームメートの鈴木誠也選手(29)がジャンピングキャッチし、今永投手も拍手を送った。

今永昇太投手「鈴木選手のプレーは、すごく大きなプレーだったと思います」

無失点のまま、迎えた7回。

2アウトから、この日初めて連打を浴び、ランナー2塁1塁のピンチを背負うが、続くバッターを追い込むと、観客が立ち上がり始めた。

そして、空振り三振を奪い、雄たけびを披露。

7回無失点の完璧なピッチングに、観客はスタンディングオベーション。

デビューからの先発9試合で、防御率「0.84」はメジャーで歴代No.1の数字。

今永昇太投手「この防御率を『もっと下げてやろう』とか、そんなことは一切思わない方が、僕としてのパフォーマンスはいい感じですね」

一方、元祖「SHO TIME」のロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)は今シーズン初めて1番・指名打者で出場。

リードオフマンとしての活躍が期待されたが、2試合ぶりのノーヒットに終わった。

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