写真はイメージ=ゲッティ

 東京競馬場で19日に行われる中央競馬のオークス(優駿牝馬、GⅠ・芝2400メートル)の出走馬18頭と枠順が16日、決まった。3歳牝馬3冠レースの2戦目。

 主役は1冠目の桜花賞を快勝したステレンボッシュ。中団から最後の直線を楽に突き抜け、強さをまざまざと見せつけた。末脚は確実で中距離以上への適性も見込める。勝てば3年連続の2冠牝馬の誕生となる。

 ライバルはこれが初対決となるアドマイヤベルか。前哨戦のフローラSを末脚を伸ばして完勝。3戦連続で2000メートルを走り、早くからオークスに照準を合わせてきた。

 コガネノソラは前哨戦のスイートピーSを鋭い脚で差し切り、3連勝中。ステレンボッシュと並び、2頭だけいる3勝馬だ。

 タガノエルピーダは忘れな草賞を先行し押し切って完勝。距離が延びてもよさそうだ。

 前走・桜花賞組も巻き返しに躍起で、8着だったクイーンズウォークはもともとオークスを本番だと想定。3着のライトバック、4着のスウィープフィートとも末脚勝負型で長い直線に懸ける。【海保真人】

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