北アルプス穂高連峰の奥穂高岳のコブ沢下部(標高約2300メートル)で、6日午後2時すぎ、行方不明者の捜索を行っていた県警ヘリが、沢の中で倒れている男性の遺体を発見し、収容しました。身元は山梨県西桂町の会社員の男性(33)と判明しました。

警察によりますと、男性は北アルプス穂高連峰に5月3日から1泊2日の予定で単独で入山しましたが、下山予定を過ぎても帰宅せず、行方がわからなくなりました。

5日夜、家族から通報があり、警察が、6日朝から捜索し、午後2時すぎ、沢の中で倒れている男性の遺体を発見し、収容しました。

男性は滑落したとみられます。

連休後半、遭難が相次ぎました。長野県警は体力・技量にあった計画作りや体調管理のほか、防寒具などの装備、慎重な天候判断などを呼びかけています。

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