華やかな御殿屋台の引き回し=浜松市で2024年5月3日午後6時半、山田英之撮影

 浜松まつりの夜を彩る御殿屋台の引き回しが3日夜、浜松市中心部であった。各町内会の自慢の彫刻を施した御殿屋台の行列が、鍛冶町通りなどを練り歩いた。

 5日までの祭りの期間中に85町内会が参加を予定。ライトアップした各町内会の御殿屋台がすれ違う場面もあり、浜松の夜を幻想的な雰囲気に演出した。子どもたちも参加して御殿屋台の上から奏でるおはやしの音色に合わせて、行列がゆっくりと進んだ。

 3日は引き回しの前に、ヤマハ吹奏楽団、浜松商高吹奏楽部、浜商OBOG吹奏楽団、三方原中吹奏楽部など14団体による吹奏楽パレードも市中心部であった。

 浜松まつり組織委員会によると、初日の3日は凧(たこ)揚げ会場に36万人、御殿屋台の引き回しに22万人、関連イベントに21万1000人、計79万1000人の人出があった。【山田英之】

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