2日未明、広島市西区で妻の首などを包丁で複数回、刺し殺害しようとしたとして、64歳の無職の男が現行犯逮捕されました。

警察によりますと殺人未遂で現行犯逮捕された広島市西区庚午中の無職・大岡義幸容疑者(64)は2日午前2時ごろ、大岡容疑者の自宅で妻を殺害しようとして首などを包丁で複数回、刺しました。
妻は首には複数箇所のケガがあり病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。

午前4時半ごろ、妻が「首を刺された」などと警察に通報して事件が発覚。
大岡容疑者と妻は、犯行の後も、およそ2時間半にわたり口論をしていたということです。

【近所の人は】
「とっても優しい奥さんなんですよ。いつも優しく声かけてもらったりして。ご夫婦の様子とかそういう個人的なそういうことあまりお話しないので、今回(事件のことを)聞いてびっくりしたんですけども」

警察に対し、大岡容疑者は「もみあいとなって持っていた包丁が刺さってしまった」などと供述し、容疑を一部否認しています。
これまで、警察には、大岡容疑者と妻の双方からトラブルに関する相談はなかったということで、警察は事件の詳しいいきさつを調べています。

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