医師の資格を持たない従業員に医療脱毛をさせた罪に問われているクリニックの理事長の男に対し、検察側は懲役2年を求刑しました。

医師法違反の罪に問われているのは静岡県島田市でクリニックの理事長を務める60歳の男です。

起訴状によりますと、男は2021年から2023年にかけ、医師免許を持たない従業員たちにレーザー脱毛などの医療行為をさせた罪に問われています。

1日に静岡地裁で開かれた初公判で荒浪被告は起訴内容を認めました。

裁判は即日結審し検察側は「身体への危険を伴う施術を無資格者に行わせた悪質な犯行」などとして懲役2年・罰金100万円を求刑しました。

一方、弁護側は「罪を認め反省している」として執行猶予付きの判決を求めています。

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