2024年10月から12月にかけ、大村市の60代の男性会社員が4000万円以上をだまし取られるニセ電話詐欺事件がありました。
警察によりますと、2024年10月、男性が自宅の電話に出ると「固定電話が2時間後に凍結される」と音声ガイダンスが流れました。
男性がガイダンスに従い番号を押すと、警視庁の「中村海」や検事の「木村」を名乗る男らとつながり、その後、電話やLINEで連絡を取るようになりました。
男らは「あなた名義の口座と携帯電話がマネーロンダリングに使用され、金の流れを調べる必要がある」などと嘘を言い、これを信じた男性はあわせて11回にわたり4018万円を振り込み、だまし取られました。
男性は、12月中旬、インターネットで「警視庁 中村海」と調べたところ、他県で同様の詐欺事件が発生していると分かり、だまされたことに気付きました。
警察は、電話やメールでお金の話をされたら家族や警察に相談するよう呼びかけています。
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