奇跡の9連休と言われる2024年の年末年始。楽しみな一方、気になるのは出かけている間の防犯対策。どうしたらいいのか、プロに聞きました。

 最大で9連休が見込める2024年の年末年始。JR北海道によりますと、新幹線と在来線の予約はあわせて11万席以上で、過去10年で最多となりました。

 さらに海外旅行に行く人も前年より13%増加し、52万人と推定されています。この年末年始は長期間にわたって家を不在にする人も多いはず。

 注意したいのが、防犯対策です。

 防犯アドバイザーは、留守だと分からないようにすることです。

 「例えば照明も留守だと真っ暗になるが、防犯用のタイマーや天井についているシーリングライトもリモコンにタイマーがついているものも多くある。在宅か不在か不明になる。またSNSを犯罪者はチェックしている。『きょうから旅行に行ってきます』と発信してしまうと侵入されることがある。帰って来てから思い出をアップしていただきたい」(防犯アドバイザー 京師美佳さん)

 札幌市のホームセンターでは防犯グッズを買い求める人が。

 「窓の鍵のところにつけたらブザーがなるものがあると聞いた。よかったらライトも買っていいかな」(買い物客)

 防犯意識の高まり。相次ぐ闇バイトによる事件を受けて防犯グッズの売れ行きは
2倍に伸びました。

 「野外につけるカメラ。スマートフォンで野外の画像を確認することができる」

 さらに不審者を威嚇するグッズも。

 「電源がいらないソーラータイプが人気だが、北海道では雪が積もるとソーラーが使えなくなる。乾電池式かコンセント式のタイプをおすすめしている」(ジョイフルエーケー 中澤 慎二郎さん)

 ライトを選ぶ際は300ルーメン以上の明るさのものを選ぶと不審者侵入の抑止になるということです。

 取りつけることで侵入を防ぐアイテムも。

 「鍵の上にまどもりくんをつけて、鍵をまわらなくさせる。(犯罪を)させないという抑止効果を高めるのが一番いい」(ジョイフルエーケー 中澤 慎二郎さん)

 楽しい年末年始を前に、もう1度、家の防犯対策をチェックしてみましょう。

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