北海道稚内市で12月23日、屋根の雪下ろし作業をしていた78歳の男性が転落し、胸のあたりを骨折する重傷を負いました。

 12月23日午後1時20分ごろ、「屋根の雪下ろし中に約3mの高さから転落した」と家族から消防に通報がありました。

 消防が駆け付けたところ、男性が住宅の軒下であお向けの状態で倒れていたということです。男性には意識がありましたが、頸椎と脊髄を損傷している疑いがあり、病院に搬送されました。男性は胸のあたりを骨折する重傷を負っています。

 現場は2階建ての住宅で、男性は玄関上の屋根で雪下ろし作業をしていました。作業中、約3mの高さから転落し、下半身を強く打ったということです。

 消防によりますと、男性は命綱とヘルメットを着用せずに作業をしていたとみられており、屋根で足を滑らせて誤って転落したと考えられています。

 警察は、雪下ろし作業時には命綱やヘルメットを確実に着用するよう呼び掛けています。

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