12月のノーベル平和賞授賞式に合わせてノルウェーを訪れていた岩手県被団協の副会長などが、12月22日に盛岡市の街頭に立ち、核兵器廃絶に向けた署名活動を行いました。
県被団協 下村次弘副会長
「オスロの市民と一緒に開幕行列に参加することができました」
盛岡市では22日、ノーベル平和賞の授賞式に合わせてノルウェーのオスロを訪れた県被団協の下村次弘副会長が街頭に立ち現地の様子などを語りました。
父親が広島で被爆している下村さんは「核兵器使用を阻止してきたのはノーモアヒバクシャという国際世論ではないか。ノーベル賞受賞をさらに大きな力にしたい」と述べました。
そして日本政府が核兵器禁止条約に批准することを求める署名を呼びかけました。
県被団協 下村次弘副会長
「(核兵器が)どのくらい危険なものなのか自分の問題として考えてもらえれば、ノーベル平和賞をそういう機会にできればいいのではないかと」
県被団協などでつくる条約批准を求める岩手の会では、2021年からこれまでに5万7000人分の署名を集めているということです。
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