小学生の息子(10歳未満)を自宅に放置し、脱水症などにしたとして、札幌市豊平区平岸に住む契約社員の女(34)を12月23日、逮捕しました。

 女は12月20日午前5時30分から22日午後3時ごろまで、息子を置き去りにして外出。脱水症や低血糖症などにした保護責任者遺棄致傷の疑いがもたれています。

 息子は食事が不十分だった恐れがあり、全治1週間で治療を受けています。

 22日午後3時40分ごろ、消防から警察に連絡があり、その後の捜査で女の容疑が固まり、23日午前3時ごろに逮捕しました。

 警察によりますと、女は息子と2人暮らしでしたが、関東でライブを楽しむため不在に。警察の調べに容疑を認めていて、「数日だったら大丈夫だと思った」と供述しています。

 警察は日常的な育児放棄や虐待がなかったかを含め、捜査しています。

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