大雪の影響が続く北海道岩見沢市。休校となっていた学校の一部は登校が再開されましたが、通学路には心配も。


■ドカ雪は市民生活にも影響

 「コチラの住宅、家全体ががこんもりと雪に覆われてしまっています。そして家の前歩道や通路も雪で完全にふさがってしまっています」(八木 隆太郎キャスター)

 大雪に見舞われている岩見沢市。積雪は12月17日、今シーズン最大の121センチに。

 先週から岩見沢のあたりでは活発な雪雲がかかりつづけ積雪が急増。16日、12月としては、4年ぶりに1メートルを超えました。

 平年の3倍の積雪でバスが運休になるなど影響が続いています。


■巨大な雪山で通学も大変

 「岩見沢市内のこちらの学校ではきょうは通常通りの登校が始まりました。スクールゾーンの近くを見てみますと大人の背丈よりも高い雪山ができていて危険です」(八木フィールドキャスター)

 雪がおさまった18日、市内の一部学校では授業が再開されました。

 車道からは子どもたちの姿がまったく見えないほど高くそびえる雪の壁。登校に付き添う保護者も。

 「雪山で全然車が入ってくるのとか見えないので『ここ止まって気をつけてね』と子どもと話しながらきた」

 「きのうカマクラ作ったから楽しかった」(ともに岩見沢市民)

 「学校前の道路行き交う車は互いに譲り合いながら通行しています。スムーズに流れていません」(八木フィールドキャスター)

 子どもたちの登校を見守る人は。

 「何年か前も雪がすごかったんですよ。12月の中旬からというのは初めてです。けっこう交通量ありますね。道路がせまくなっているので、車がお母さんたちも送迎で送りにきてますので、子どもさんの安全を考えています」(岩見沢市民)


■雪かきで住民もヘトヘト…

 除雪機とスコップを使いながら、ご夫婦が雪かきをしています。

 「いつもね大体2時間半、毎日2時間、6日目かい。機械もあるし、お年寄りかわいそう」(岩見沢市民)

 市は、19日から1人で住む高齢者住宅などをまわり、雪で閉じ込められていないかなどパトロールします。

 19日は寒さがゆるみ、屋根からの落雪や路面状況の変化に注意が必要です。

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