大阪高裁も、国の責任を否定しました。
福島第一原子力発電所の事故で、ほとんどが自主的に京都府に避難してきた166人は、国と東京電力に事故への責任を問い、約8億2000万円の損害賠償を求めています。
一審は原告110人について国と東京電力の責任を認め、合わせて1億1000万円の支払いを命じる一方、一部の訴えを退け、双方が控訴していました。
原発避難者をめぐっては、最高裁判所が国の責任を否定する判断をして以来、同様の判決が言い渡されています。
大阪高裁は18日、東京電力に約1億1000万円の範囲内で支払いを命じる一方、国に対する責任を否定しました。
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