長野県内で詐欺被害が相次いでいます。12月は諏訪市と長野市で1000万円を超える被害の届け出がありました。
諏訪市の60代男性は12月上旬、面識のない男から電話で、「携帯が不正に使われている」などと言われ、その後、警察官を名乗る別の男に「あなたに詐欺の疑いがかかっている」「金を調査するから、口座に振り込んでほしい」などと言われました。
男性は12月中旬までに金融機関の窓口やATMで現金1630万円を振り込んだということです。
長野市の30代男性は、11月下旬、自動音声で「この電話は利用停止されます」と電話があり、その後、通信事業者や警察官を名乗る男に「あなた名義のスマホが犯罪に使われた」「無実を証明するには保釈金を払う必要がある」などと言われ、口座に1060万円を振り込んだということです。
警察は「知らない番号からの電話は対応しない」「お金に関する電話があったら詐欺を疑う」などと呼び掛けています。
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