愛媛県西条市のコンビニエンスストアの駐車場で１７日午前、歩いて通りがかった高齢男性がバックしていた軽乗用車にはねられ死亡しました。県内の今年の交通事故による死者は５０人になりました。
事故があったのは西条市国安のコンビニエンスストアの駐車場。１７日午前１０時２５分過ぎに近くに住む垂水年清さん（７９）が歩いて通りがかったところ、バッグしていた軽乗用車にはねられました。垂水さんは病院に運ばれたものの、頭を強く打っていて死亡しました。
警察によりますと軽乗用車を運転していたのは市内の会社員の男性（３８）で、「後ろに下がるときに歩行者に気づかず、ぶつかってしまった」と話しています。
愛媛県内の今年の交通事故による死者はこの事故で５０人になり、去年１年間の死者４３人を７人上回っています。
警察は交通死亡事故の相次ぐ発生を危機的状況と捉え、交通量が増える年末年始は緊張感を持って運転し、歩行者も反射材を使うよう呼びかけています。
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