札幌市教育委員会は12月16日、札幌市内の市立中学校に勤務する40代の男性教師が女性教師にセクハラしたとして、16日付で停職3ヵ月の懲戒処分にしたと発表しました。
市教委によりますと、40代の男性教師は今年開かれた職場の懇親会で、同席していた同僚の女性教師に対し、性的な発言をしたほか、太ももや胸を触るセクハラ行為をしました。
被害を受けた女性教師が校長に相談し、セクハラ行為が発覚しました。
市教委の聞き取りに対し男性教師は「酒に酔っていて覚えていないので、被害者が主張する話で判断するしかない」などと話しているということです。
市教委は、懇親会に参加した他の教師らの聞き取りなどをもとにセクハラ行為があったと判断。男性教師に対し停職3ヵ月の処分を下しました。
男性教師はこれまでも酒を飲んで記憶をなくすことがあったということです。
今回の処分について札幌市教委は「研修などを通じセクハラ防止の周知徹底をはかり、再発防止に努めたい」とコメントしています。
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