年末年始の事件や事故を防ぐ宮城県警の特別警戒取り締まりが12月15日から始まるのを前に、仙台市青葉区で出動式が行われました。
出動式には仙台北警察署の警察官や防犯協会など約70人が参加し、仙台市立上杉山中学校2年生の牧田朋樹さんが一日警察署長に任命されました。
県警によりますと、例年、年末年始は強盗などの犯罪が増える傾向があり、また飲酒の機会が増えることで交通事故も多くなる恐れがあることから、警察はパトロールでの警戒や取り締まりを強化する方針です。
13日は金融商品詐欺に遭わないための講演も行われました。
東北財務局 理財部金融監督第三課 青木康弘課長
「あなたにだけ特別ですとか、限定何名、先着何名のものなんて、言葉も興味がひかれる言葉かもしれませんが、こちらにも注意が必要になります。必ずもうかるという商品があれば皆さん方、つまりあなたにだけ教えるということはしないんじゃないでしょうか」
宮城県内では11月末までに、SNS型投資詐欺とロマンス詐欺合わせて195件が発生していて、被害額は15億円に上るということです。
県警の特別警戒取り締まりは来年1月7日まで行われます。
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