大通会場に制作される大雪像「小樽 銀鱗荘」の模型=札幌市中央区で2024年12月13日、高山純二撮影

 来年2月4~11日に札幌市で行われる「第75回さっぽろ雪まつり」の実行委員会は13日、メイン会場の大通公園に設置される大雪像5基のデザインを発表した。人気アニメをモチーフにした「転生したらスライムだった件」(4丁目)や、国登録有形文化財となっている旧ニシン御殿「小樽 銀鱗荘」(8丁目)などが制作される。

 大雪像はこのほか、「札幌へ駆けるサラブレッド」(5丁目)▽「北海道庁旧本庁舎~赤れんが庁舎~」(7丁目)▽人気ゲームをモチーフにした「モンスターハンターワイルズ」(10丁目)がつくられる。

 雪氷像の基数は大通会場が前回より5基多い129基、つどーむ会場が同1基多い13基、すすきの会場が前回と同じ60基の計202基となる予定。

 実行委員会は、JR札幌駅の北海道さっぽろ観光案内所などで、記念バッジやキーホルダーなどさっぽろ雪まつりの公式記念品の事前販売を始めている。【高山純二】

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