柳川市の民家に一部白骨化した男性の遺体を遺棄した疑いで、陸上自衛隊の防衛技官の男が逮捕されました。

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、久留米市にある陸上自衛隊・前川原駐屯地に勤務する防衛技官・古賀雄二容疑者(58)です。

警察によりますと、古賀容疑者は今年9月ごろに柳川市吉原の民家で男性が死亡していることを知りながら、今月12日まで放置した疑いが持たれています。

11日午後2時40分ごろ、警察に「住人の姿が見えない家がある」と通報があり、警察が民家を調べたところ、1階和室の布団の上に横たわる男性の遺体を発見しました。

男性の遺体は一部が白骨化していて、目立った外傷はないということです。

警察の調べに対し、古賀容疑者は「遺体を放置したことに間違いありません」と容疑を認めています。

また、古賀容疑者は数カ月前までこの民家で70代の叔父と同居していたということですが、叔父と口論になり、家を出ていたと話していて、その後は車上生活を続けていたと話しているということです。

警察は叔父と連絡が取れないことから遺体は叔父とみて身元の確認を急ぐとともに、
13日に司法解剖をするなどして、死因を調べる方針です。

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