冬型の気圧配置の影響で、秋田県内は各地で断続的に雪が降っています。積雪が一気に増えたほか、12日はほとんどの地点で最低気温が氷点下となるなど冷え込みました。路面が凍結した影響か、スリップが原因とみられる交通事故が相次ぎました。
12日午前8時10分ごろ、八郎潟町浦大町の国道7号で車3台が絡む交通事故が発生し、1人が病院に搬送されました。路外に停止した車の前方は大きくつぶれ、事故の衝撃の大きさを物語っています。幸い大きなけがはなかったものの、朝の通勤や通学の時間帯で、一時通行が規制されたり渋滞が発生したりしました。
冬型の気圧配置の影響で、県内は11日から各地でまとまった雪が降りました。12日午後2時時点の積雪の深さは、北秋田市阿仁合が27センチ、秋田市大正寺が16センチ、横手市が13センチなどとなっています。
積雪の増加や冷え込みによる路面凍結の影響か、車のスリップ事故が相次いでいます。県警察本部によりますと、11日から12日午前8時半までに、スリップによる事故が54件発生しています。
県内は13日も曇りや雪で、ふぶくところや雷を伴うところがある見込みです。
急ブレーキ、急ハンドル、急加速など「急」のつく運転をしないことはもちろん、時間にゆとりを持って行動するようにしましょう。
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