踏切自殺を装った殺人事件で、事件の4カ月前、被害者の男性が110番通報していたものの、直後に取り下げていたことがわかりました。
塗装会社社長の佐々木学容疑者ら4人は2023年12月、同僚だった高野修さんを東京・板橋区の踏切に立ち入らせ、電車と衝突させるよう仕向け殺害した疑いがもたれています。
その後の取材で、高野さんが2023年8月、都内で「監禁された」と110番通報していますが、直後に「知人の車に乗っていてふざけて通報をした」と取り下げていたことがわかりました。
高野さんは日常的に佐々木容疑者らから暴行を受けていたとみられていますが、病院で「自分でやけどをした」などと話していたことから、警視庁は被害を周囲に相談できない状況にあったとみて調べています。
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