兵庫県加古川市で17年前、小学2年の女児(当時7歳)が殺害された事件で、殺人容疑で再逮捕された勝田州彦(くにひこ)容疑者(45)について、神戸地検が事件当時の精神状態などを調べるため、鑑定留置を始めたことが関係者への取材で判明した。容疑者は18年前の殺人未遂事件でも逮捕されている。地検は一括して起訴の可否を判断するとみられる。
関係者によると、鑑定留置は専門医が容疑者の精神状況や生活実態などを調べる手続きで、勾留は一時停止される。期間は約3カ月間という。
兵庫県警は2006年9月にたつの市で9歳だった小学4年の女児を刃物で襲ったとして、勝田容疑者を殺人未遂容疑で逮捕。その後、07年10月に加古川市で女児をナイフで突き刺して殺害したとして、殺人容疑で再逮捕していた。【柴山雄太、木山友里亜】
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