福岡県久留米市の男性(52)がSNSでの投資話で現金5000万円以上をだまし取られる詐欺被害がありました。

久留米警察署によりますと、今年8月、久留米市に住む自営業の男性(52)がSNSで株や暗号資産取引に関連する投稿を閲覧していたところ、「先生」と呼ばれる男性名義のアカウントを使うAと知り合い、やり取りを始めました。

男性が暗号資産の取引を希望したところ、暗号資産アプリを運営する会社の社員を名乗るBを紹介され、アプリの登録をうながされたということです。

その後、AとBから暗号資産取引や金の先物取引を指示された男性は、今年10月11日から11月22日までの間、9回にわたって指定の口座に現金合計5140万165円を振り込み、だまし取られました。

男性は何度か入金をした後に詐欺を疑いましたが、「30万円引き出したい」と伝えたところ、実際に30万円の振り込みがあったため詐欺ではないと思い、追加で現金を振り込んだということです。

振り込む現金がなくなった男性が妻に相談してアプリについて調べたところ、他にも被害者がいることに気がつき、警察に相談して被害が発覚しました。

警察は「安易にSNS広告の投資話には乗らないように」と注意を呼びかけています。

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