「日光の社寺」世界遺産登録から25周年となった4日、栃木県日光市と流通大手イオン(千葉市)は、25周年記念のご当地電子マネーカード「日光WAON」を発行した。表面に世界遺産ロゴマーク、裏面に日光東照宮や杉並木などの写真をあしらったデザインで、このカードにチャージして買い物などをすると、利用額の0・1%がイオンから日光市の「文化財の保護・活用事業」に寄付される。県内のご当地WAONは、県、小山市に次いで3例目。
イオンは、利用金額の一部を提携先の自治体やNPO法人などに還元するご当地WAONを2009年から発行している。日光WAONは、市とイオンが24年3月に締結した包括連携協定の取り組みの一環として企画された。
発行枚数(当初)は4000枚。当面はイオン今市店(日光市豊田)で販売する(1枚300円)。将来的には全国のイオンや日光市内の観光施設などでも購入可能になるという。
イオン今市店では25年1月15日まで、購入者に同店の商品券500円分を贈る発売記念キャンペーンを実施している。【藤田祐子】
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