「発熱やせきが改善する」などと効能効果を説明し、無承認の医薬品を販売した疑いで長野県塩尻市の男女2人が逮捕されました。客は全国に数百人いて警察が余罪についても調べています。

逮捕されたのは塩尻市の会社役員の女(47)と会社員の男(52)です。

2人は共謀して、今年3月から9月までの間に松本市内の店舗で手渡しや配送によって客3人に対し、「発熱、せきが改善する」などと効能効果を説明して無承認の医薬品28点、およそ18万円分を販売した疑いです。

「コロナワクチンの解毒により、肌のただれが治る」「髪の毛が生えてくる」などと説明していましたが、商品の中身は水やお茶、ゼリーでした。

「商品を服用して体調不良を起こした人がいる」と客の関係者から情報提供があり、捜査を進めていたということです。

警察は2人の認否を明らかにしていません。

客は全国に数百人いて警察は余罪についても調べています。

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