福岡県久留米市上津町の成田山久留米分院で、来年の正月に向けて縁起物の準備が大詰めを迎えている。3日には2人のみこが、来年のえと「巳(み)」に合わせ蛇が描かれた絵馬などを一つ一つ破魔矢に取り付けた。
正月に約20万人の参拝者を見込む同院では、破魔矢や福かき、土鈴など約3万点の縁起物の他、お守りや祈願用のお札も数多く用意する。みこの坂口瑞歩さん(21)は「参拝者の方が幸せになるように思いを込めて作っている。晴れやかな気持ちで年明けを迎えてもらえるように対応したい」と話した。
僧侶の松尾英治さん(56)は金運を招くとされる蛇にちなみ「今年は値上げがあったが、お金が巡り巡って皆様の生活の潤いにつながるように祈願したい」と語った。【高芝菜穂子】
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