三原市の住宅で女性用の下着などあわせて192点を盗んだ罪などに問われている「三原やっさ祭り」の元実行委員長の男に検察は懲役3年を求刑しました。
起訴状などによりますと、「三原やっさ祭り」の元実行委員長で無職の原隆貴被告(39)はおととし8月から今年3月までの間、三原市の住宅に侵入し、女性用の下着や卒業アルバムなどあわせて192点を盗んだ罪の他、今年5月に覚せい剤を使用した罪などに問われています。
3日の裁判で原被告は下着を盗んだ理由について「薬物を使ったら気が大きくなり、自分の欲望を抑えきれなかった」と述べました。
一方、検察は原被告が下着と一緒に卒業アルバムなど持ち主が写った写真も盗んでいたと指摘。犯行は計画的で酌量の余地はなく、再犯の恐れが高いとして懲役3年を求刑しました。
一方、弁護側は「罪を認めて反省している」として執行猶予付きの判決を求めました。
判決は今月24日に言い渡されます。
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